ネットワークを使用する上で、セキュリティは大変重要です。
ファイアウォール (Firewall)は、内部ネットワークを守る重要な役割を担います。
しかし、ファイアウォール (Firewall)を導入する際には、実は重要な工程があることをご存知でしょうか。
ファイアウォール (Firewall)の導入に際して重要なセキュリティポリシーの設定・ポリシーテストについてご説明いたします。
ファイアウォール (Firewall)とは
ファイアウォール (Firewall)はネットワークの通信セキュリティを管理・制御する装置です。
ネットワークを使用する上で自身のパソコンを守る為にネットワークセキュリティ装置は大変重要です。
ファイアウォール (Firewall)を導入する際に重要なこと
ただやみくもにファイアウォール (Firewall)等のセキュリティ対策ソフトを導入することは非常に危険です。
そこで重要となるのが、セキュリティーポリシーの設定です。
ファイアウォール (Firewall)を導入する際には、必ずセキュリティーポリシーの設定が必要となります。
ポリシー設定とは
- IPアドレス、アプリケーション種別、プロトコル等
- どこからどこへ通すのか?
- 違反通信はどう処理するのか?
これらを設定することです。
ファイアウォール (Firewall)設定後に行われること
セキュリティポリシーの設定をしただけでは、それが正しく作動しているかわかりません。
そこで必要になるのが、ポリシーテストです。
環境構築とポリシーテスト
ファイアウォール (Firewall)は設定したポリシーが正しいか実際に通信テストを行います。
テストの為には以下の様な『環境構築』が必要となります。
- 設置した機器と同じアドレス・サービスのサーバーの構築
- 設置した機器と同じアドレスのネットワークの構築
<L3スイッチ、L2スイッチ、WAN、プロバイダ環境>
手動で行う場合には、こうしたテスト環境構築に膨大な時間がかかってしまいます。
予定よりも環境構築に時間がかかることでポリシーテストにしわ寄せがきてしまい、トラブルの元となるのです。
そこで、有効になるのが『ポリシーテストの自動化』です。
ポリシーテストの自動化 Firewall Tester ファイアウォールテスター
Firewall Tester ファイアウォールテスターを導入することで、ポリシーテストを自動化し、工数を大幅に削減することが可能となります。